ニュージャージーで運転免許の取得方法!!その1
アメリカニュージャージに留学することになりましたが、交通手段がバス・タクシー・Uber・Lyftしかないので、買い物いくのにもお金や時間がかかります。
ニュージャージーには電車がないので本当に大変です。バスも時間通りに来なかったり、そもそも運行してなかったりするので全然あてになりません。正直、自動車を持っていないと生活が非常にしんどいです。アメリカは日本と比べてガソリンが安いです。逆に軽油(ディーゼル)が高く、扱ってないスタンドも多いです。
レギュラー(1ガロン):2ドル前後(2020年4月)
※1ガロン:3.8L
留学生は関係ないですが、ニュージャージー州では引っ越してきてから60日以内に運転免許を取得しなければならないことになっています。国際免許証を日本で取得していても60日以内となります。
まずは、日本とアメリカとの免許取得の違いをお話しします。
日本の場合
日本では約20万の大金を払って自動車教習所に通い敷地内のコースで練習をして、仮免許を取得してから路上教習に出て、教習所を卒業してから免許センターで試験を受けて、講習を受けて、ようやく免許を受け取ることができます。最短でも約2週間〜1月以上かかります。予約が取れなかったり、テストに落ちたりするとさらに時間とお金がかかります。
アメリカの場合
アメリカでは日本のような自動車教習所はほとんどありません。練習方法は3年以上の運転免許所持者(他にも用件はあるかも)を助手席に乗せて練習します。車がない場合や運転免許を持っている人がいない場合は練習用の車を借りるサービスがありますが少し高いです。
アメリカではMVC(Motor Vehicle Commission)という自動車の免許や証明関係のサービスを行う施設があります。
日本の運転免許所有者のメリット
日本の運転免許を所持している方は、有難いことに実技テストが免除になる可能性があります。しかし、免許を取得して年数が経っていなかったり、21歳未満(アメリカでは未成年)の場合は実技は免除でも練習が必要になる場合があります。他州で取得している場合は切り替えのみで済むようです。私は、日本で取得してから8年以上経過していたので問題なく実技試験は免除されました。
必要書類(超重要!!)
免許取得に必要な書類はたくさんあります。特に私たちは外国人に当たりますので、書類を集めるのに少し苦労します。
ニュージャージーの規定についてはパンフレットに記載されています。こちらのページを参照してください。
必要書類【合計6点】
基本的なものを抜粋しました。
PRIMARY【4点】いずれか1つ
- パスポート+I-94
- パスポート+I-551
- 有効期限付きの現在の永住者カード(新しいフォームI-551)
SECONDARY【1点】いずれか2つ
必要書類全部(留学生)
- 【4点】パスポート+VISA(I-94)
- 【0点】学生の場合F-1(I-20) VISAも必要
- 【1点】SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)
- 【1点】銀行カード又はクレジットカード
- 【0点】入学証明書(Enrollment Verification Letter)
- 【0点】成績証明書(Unofficial transcript)
- 【0点】学生書(Identification Card)
- 【0点】授業料の領収書(Paid Recept)
- 【0点】住所の証明(賃貸契約書、自宅へ郵送された光熱費の領収書等)
追加書類(実技免除に必要な書類)
- 日本の運転免許書
- 日本の運転免許書の英語訳
英語訳は日本総領事館で19ドル(2020年)で発行してもらう必要があります。
即日で発行してくれますが、現金19ドルをお釣りがないように用意してください。
詳細はNY総領事館のホームページを確認してください。
各書類の詳細
【4点】パスポート+VISA(I-94)
有効なVISA付きのパスポート
(I-94)はインターネットからダウンロードできます。
【1点】SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)
これは、アメリカ人ではないので取得できませんが必須書類になります。ソーシャルセキュリティオフィスに行ってSSNの証明書(the denial letter from the Social Security Administration)を発行してもらいます。 これは、SSNが発行できないという証明です。
ちなみに無料です。
【1点】銀行カード又はクレジットカード
- クレジットカードは日本からのものではダメかもしれませんが、アメックスのプロパーであれば大丈夫でした。私はアメリカンエキスプレスのゴールドカードを提出しました。
- 銀行カードは海外と日本の送金を考えてSMBC信託銀行のプレスティアカード(VISAデビットカード付き)を持っているので、そちらを提出しました。これは、世界中のATMでお金を引き出す事ができるカードです。
- 一番確実なのは、アメリカで銀行カードを作る事です。バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)が一番簡単に作る事ができます。発行までに一週間かかりますが、携帯アプリやApple Pay をつかって即日で使用できます。
【0点】住宅・住所の証明(賃貸契約書、自宅へ郵送された光熱費の領収書等)
- 自宅の賃貸契約書(申請者の名前が記載されているもの)
- 自宅の公共料金
- AMAZONの伝票(確実ではありません)
ホームステイの場合は住所の証明書類を用意するのに苦労するかもしれません。
私の場合は学校の書類の所々に住所が書いてあるのでそれで大丈夫でした。一応ですが、AMAZONの伝票や日本からの手紙を持っていきました。
電子署名の賃貸証明書は受け付けない場合もあるみたいですが、受け付けする人によって判断が変わるので運が必要です。