ニュージャージーで運転免許の取得方法！！その2
運転免許証の申請するためのMVC
ニュージャージー州内の陸運局事務所（MVC：Motor Vehicle Commission、またはDMV：Department of Motor Vehicles）で運転免許を申請できます。
その前に豆知識！
基本的にはBergen Country（バーゲン）にお住まいの方が多いと思います。Bergen Countryはニュージャージー州内を細かく分けた地域です。日本でいうニューヨークが東京で、ニュージャージーは埼玉のイメージですが、アメリカは合衆国なので、ニュージャージーは1つの国です。いわばBergen Countryは県です。これを知らないと住所を書く際にCountryという項目がある場合に、USAと書くと恥ずかしいことになります。Bergenと書きましょう！
おすすめMVC（Lodi）
MVCはBergen Countryには３箇所ほどありますが、おすすめはLodi（ローダイ）にあるMVCです。ローダイはGoogleで調べるとロディーと出てきますが正しくはローダイです。
ネットで調べるとかなり評価は低いですが、どこも同じようなものです。もっとも効率の悪い施設と言われているくらいなので不満がおおい人が多いです。Lodi（ローダイ）は新しくできた施設で建物はきれいです。あとここは本当か分かりませんが、日本人対応に慣れているらしいです。実際に数名の日本人らしき申請者の方がいました。韓国人かもしれませんがね。
場所も重要ですが、時間が最も重要で、どこのMVCも基本的には平日午前が狙い目です。なぜかというと、ものすごく混むからです！！
営業時間は
平日：朝8時00〜16時30分
土曜日：朝8時00〜15時00分
日曜日：定休日
基本的には平日・土曜でも午前中に行くことをお勧めします。新規に免許取得する場合は外に並ぶ必要が出てきます。経験談ですが、寒い日は最悪です。3時間以上並ぶ場合もあるので時期をタイミングを見て行った方がいいです。また、遅い時間にいって寒い中な並んでも受付終了だったり、書類不備などで並び直しや別日に出直しになる可能性があります。なので、混雑していると待ち時間が長くなるだけではなく、トラブル時のスタッフの対応も雑になります。混んでいない時に行くことがお勧めです。
運転免許の申請書類
MVCに到着したらまずは並びます。そしたら、スタッフが申請書類を配ってくれます。
来ない場合は取りに行かなくてはいけませんが確認してから並びましょう。
出典：https://www.dontredriving.com/resources/
これはサンプルです。見た目も違いますので注意してください。（2020年2月時）
記載内容は名前・住所・誕生日・性別・目の色・重さ・身長・SSNなどです。
最初の豆知識でもお話ししましたが、COUNTRYのところはBergenと書きましょう。
身長や体重はフィート・インチ・ポンドで記載する必要があるので。スマホなどで調べましょう。
申請からテストまでの流れ
列に並ぶ
まず、MVCに行ったら申請書類をもらいます。Permit applicationと言えば大丈夫です。
IDチェックの列（Line）に並びますが、めちゃめちゃ並びます。暇つぶしアイテムを持っていくと良いと思います。
IDチェック
IDチェツクには、最大で三人のひとがいます。外国人の私たちのチェックは現地の人よりも時間がかかります。正直ここが最大の難関です。多くの人がIDチェックでつまずきます。私もいろいろ調べて確認して行ったのに一度目は書類が足りないという理由で追い返されました。2回目はなぜか大丈夫でした。忘れ物はないようにしましょう。また、どの書類がなんなのか、しっかりと把握してきましょう。後は運次第です！！
さらに深刻な問題になりうるのは、SAVEというシステムでの移民情報の認証作業のトラブルです。SAVEで引っかかると、数日から数ヶ月は受験すらできなくなります。これは受験者側の力が及ばないところなので避けようがありませんがきおつけてください。アメリカに入国してから二週間以上明けてからが安心です。
待機
IDチェックが無事終了したら、書類がオレンジ筒に入れられて返却されますので、受付番号札をもらって待機します。受付にいる警備員かスタッフが番号を呼びますので指示に従って並びましょう。
写真撮影と受験料の支払い
番号札が呼ばれたら封筒を提出します。IDチェックを再度され、スタッフがPCに入力していきます。最後に写真撮影して最後に受験料$10を支払います。写真は最後に免許書を発行するときに再度撮影するので、適当で大丈夫です。ちなみにどう頑張ってもいい感じになりません。
現金かクレジットカードで支払いが済んだら受験用の用紙をもらいます。
テスト受験
受験会場は建物の裏の方にあります。なので、一旦入り口かトイレのほうにあるドアから外にでます。勝手口のような入り口で銀色の扉です。中の通路で並びます。そこで、パスポートと受験用紙を渡します。他に言われたら書類を提出しましょう。最初に視力検査を行いますので、コンタクトレンズか裸眼か聞かれます。その後言語を指定できますので、英語に自信がない場合は日本語で受験しましょう。微妙にわけわからない日本語だったり知らない漢字が出る場合がありますが大丈夫です。準備ができたらスタッフが席の指定をしますので、そこで、スマホの電源を切ってから受験開始です。
試験の受け方
テストはタッチパネル式のPC受験です。反応が少し悪いですが、押し間違えだけには注意しましょう。50門の問題で40門で合格です。普通とはちがい40門の正解が出た時点でテストは終了です。テスト問題はスキップ機能があるので、30門くらいはノーミスで解くことができると思います。残りの20門が難関です。この20門には、日本語がわからない問題とほんとに回答がわからない問題があります。何周でもスキップできますので、慎重に回答しましょう。また、正解とスキップ、間違えの数が下に表示されているのでこまめに確認しましょう。
不合格（Failure）
不合格した場合は一週間後に再度受験できます。再受験する場合は直接試験会場にいきましょう。3回目で受からない場合は最初からやり直しでIDチェックとお金を再度払います。なので、しっかりと勉強してからいきましょう。半分以上は同じ問題がでます。
試験問題は違う記事で載せたいと思います。
免許の発行（合格：Pass）
合格した場合は、受付で受験時に提出した書類にこのような書類サインとシールが貼られます。この紙をもって再度IDチェックと同じ列（Line）に並びます。時間的に明日になる場合が多いので、列が長かったり、14時をすぎていたら明日にすることをお勧めします。時間の無駄になる場合があります。ちなみに、私は3回目で合格しました。
IDチェックと再IDチェックがおわったら再び写真撮影です。 撮影写真が気に入らない場合は撮り直しが可能です。ここで発行手数料$14.25の支払いです。現金・クレジットカードどちらでも大丈夫です。しばらくすると印刷機から免許が印刷されて出てきます。免許書を受け取り、間違えがないか確認してから帰りましょう！有効期限は1年です。おそらく留学生はみんな1年だと思います。あと、21歳未満の場合は免許書が横ではなく、縦型が発行されます。
