カオルの留学ブログ in ニュージャージー

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お勧めパソコン!留学生2020年秋に向けて!知識編1

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パソコンを買う時期が春夏秋冬に訪れます。特に入学シーズンに大学生が購入しますよね?家電量販店にいくと店員とパソコンを選んでいる人を見かけますが、知識が全くない人が説明を聞いてもちんぷんかんぷんで、高いものや、低スペックで使い物にならないのパソコンを買わされる場合があります。なので、知識をつけましょう。そして買い物をしましょう。

パソコンの性能を知ろう

OS(オペレーションシステム)

パソコンはMacOSWindowsの2種類が主流となっております。パソコンを動かしている基本的なプログラムです。iPhoneiOSスマートフォンはAndroidOSがインストールされており、このOSと呼ばれるプログラムによって初めてでも使いやすい様にしています。極端な話OSがなければ0と1という2進数(機械言語)だけで動かすことになります。文字を打つにしても写真をとるにしても、最終的に0と1の数字を機械が認識して実行されているのです。例えば、『ありがとう』を2進数で表すと『11100011 10000001 10000010 11100011 10000010 10001010 11100011 10000001 10001100 11100011 10000001 10101000 11100011 10000001 10000110』となります。たった5文字を入力するのに120文字入力する必要なのところを簡単にしてくれているのがOS(オペレーションシステム)です。

Mac OS

Apple社が開発したOSです。操作性やデザイン性が高くシンプルな作りになっており、デザイナー系の方はほぼこちらを選択しています。そもそも、Macは開発段階でデザイン性を重視して設計されており、Adobeのイラストレター などは、最初Macにしかありませんでした。また、マウスを開発したのもAppleが最初です。スティーブ・ジョブズの映画を見ればわかりますが、パソコンの元祖と言えばMacですが、ジョブズの要求の高さから発売が遅れビルゲイツに先を越されてしまったようです。なので、最初にMacが発売されていれば主流はMacOSだったのかもしれません。

WIndows OS

Microsoft社が開発したOSです。世界でもっとも使用されており、一般的に売られているパソコンの8割以上がWindowsとされています。世界トップ10に入る超大富豪ビル・ゲイツが創設者です。オンラインゲームをするのであればWindows一択ですね。

好きな方を選ぼう

まずは基本となるOSを選びましょう。近年では出来ること出来ないことはほとんどありませんのでどちらを選んでも問題ありませんが、オンラインゲームだけはWindowsベースが多いので、ゲーム好きはWindowsをチョイスしましょう。ちなみにMacWindowsをインストールすることもでき、起動時にOSを選択することができます。種類はダントツでWindowsが多いです。MacOSがインストールされているのはMacのみです。

ハードウェアを知る(重要)

ハードウェアつまり、PCの箱とその中にある機械類を示します。例えば、キーボードやマウス、モニター、カメラなどです。これらの中に入っているものの性能で金額が大きく変わってくるので超重要です。

CPU(Central Processing Unit

CPU(シーピーユー)は制御・演算しているユニットで演算スピードが速いほど高額になっていきます。CPUを製造しているメーカーはIntelインテル)とAMD(エーエムディー)が有名で数年前はIntel一択でしたが、AMDが値段とスペックのコスパの良さとIntelとの互換性が向上したため、近年では頭角をだしてきました。

Intel CPUの種類

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基本的にはこの7種類の名称で販売されており、各CPUブランドごとに特製が異なります。そして、各ブランド内での性能違いが数種類存在します。この中で一番高いのがCore i9です。2020年4月現在では第9世代CPUが発売しているので、第9世代CPUをベースにお話ししていきます。第10世代CPUも出てきていますがまだ一般向けではありません。9月ごろには世代交代していると思いますが、基本は同じです。

 AMD CPUの種類

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AMDはこの8種類の名称で販売されており、インテル同様各CPUブランドごとに特製が異なります。そして、各ブランド内での性能違いが数種類存在します。2020年4月現在では第3世代CPUが発売しているので、第3世代CPUをベースにお話ししていきます。

 CPUの特性と性能について

製品番号

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 まずはCPUの世代を判断する名称に付いて説明します。基本的に世代別に1000ずつ番号が上がっていきますなので、第9世代は【9000番台】,第8世代【8000番台】となります。なので、第10世代の場合は【10000番台】となります。下3桁の100番代の数字は【Core i7】の【7】。なので。第9世代は【intel Core i7 9700】となり、Core i9の場合は【intel Core i9 9900】となります。特殊なパターンとして【intel Core i7 9800】といったi7なのに800番台がついている場合がありますが、これはリフレッシュ版といって700番台の発売から約1年後に改良版が発売された場合に付けられる番号です。AMDにも同じことが言えます。

ハイパースレッティング 【HT(Hyper-Threading Technology)】

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CPUにはコア呼ばれる演算チップがあります。このコアが『スレッド』を処理しています。『スレッド』とは、プログラムの単位となるもののことで、CPUはスレッド単位で処理を行っています。そして、このコアの数が多いほどスレッドの処理が早くなります。CPUを人間で例えると『脳(頭脳)』または『頭の良い人』にあたります。そして『スレッド』は計算ドリルの問題をイメージすると分かり易いです。なので、コアが4つ搭載されているCPUの場合は4人で1冊の計算ドリルの問題の問題をこなしているということになります。

 では、ハイパースレッティング(HT)とはなんぞやとなるのですが、簡単な話が分身の術です。4人の『頭が良い人』が分身の術で8人に増えるということです。実際に増えているわけではなく、1コアが2コア分処理を行えるように効率化したもので、OSには4個でなく、8個存在すにように見せかけているだけなのです。AMDでも同じですが呼び方が違います。コアをモジュールと呼び、スレッドをコアと呼びます。

ターボブースト【TB(Turbo Boost)】 

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 CPUはコアがスレッドを処理しているとお話ししました。そのコアの計算スピードを表す動作周波数が存在します。周波数は【GHz】と単位表記され、各CPUに決まった周波数帯が設定され設計されています。現在販売されているCPUの周波数は2.1~3.8GHzの間が多いと思います。ちなみに、1GHzは1秒間に1億回計算するスピードになります。ではターボブースト(TB)のお話しをします。TBは簡単に説明するとスピードアップです。例えば、1人の工場作業員が片手で作業をしていたのを両手で作業して作業スピードが2倍に上がったということです。もしくは、オリンピック選手がドーピングをしてタイムが上がったというイメージです。TBは計算処理の負荷が大きいとOSが判断した場合に発動します。

CPUの販売表記はこのようになっています。【intel Core i7 9700K 3.6GHz~4.9GHz】と表記されています。なので、TB状態になると最大で4.9GHzまでスピードが上がり、1秒間に4億9千万回計算できるのです。AMDではターボブースではなく、ターボコアと呼びます。

でも、これらの機能が搭載されているCPUとないCPUがあります。また、第7世代まではCore i5以下はHT機能はなありませんでした。最近のモデルは気にすることはありませんがこれはデスクトップ向けのCPUなのでノートパソコンを買う方には参考程度になります。

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次は知識編2!!